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品質管理の定義と効果 |
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買い手の要求に合った品質の品物またはサービスを経済的に作り出すための手段の体系。品質管理を略してQCということがある。また,近代的な品質管理は,統計的な手段を採用しているので,特に統計的品質管理(statistical qual-ity control, 略してSQC)ということがある。
品質管理を効果的に実施するためには,市場の調査,研究・開発,製品の企画,設計,生産準備,購買・外注,製造,検査,販売およびアフターサービスならびに財務,人事,教育など企業活動の全段階にわたり,経営者をはじめ管理者,監督者,作業者など企業の全員の参加と協力が必要である。このようにして実施される品質管理を全社的品質管理(company-wide quality control,略してCWQC)または総合的品質管理(total quality control, 略してTQC)という。
なお,デミング(アメリカ)は品質管理活動を「品質を重視する意識」に基づいて,計画(Plan)→実施(Do)→検査(Check)→処置(Action)の4段階を経て次の新しい計画に至る回転を繰り返しつつ前進を続けていくのだということを下図のサークルで示した。この図をデミングサークルと呼ぶ。 |
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デミングサークル |
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| 建築工事における品質管理は,設計図書で示された品質を十分満足するような建築物を,問題点や改善方法を見出しながら,最も経済的に作るために,工事のすべての段階に統計的手法などを用いていこうとするものであり,次のような効果がある。 |
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欠点を未然に防ぐことができるので,品質が向上し,不良品が減少する。 |
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品質が信頼される。 |
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無駄な作業や手直しが減少する。 |
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新しい問題点や改善方法が発見され,解決が早くなる。 |
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品質管理用語 |
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品質管理には多くの用語が使われるが,主な用語についてはその意味を十分に理解しておく必要がある。 |
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(JIS Z 8101)別ページリンクへ |
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品質管理の手順 |
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品質管理の手順は下図のように行われる。
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(コンクリート工事の場合) |
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スランプ,空気量,圧縮強度,単位体積重量,混合割合などで,最終品質に影響を及ぼすと考えられるもののうち,できるだけ工程の初期に測定できるものを用いる。 |
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品質の平均とばらつきの幅を示す性質のものであるが、設計図の規格に合ったものであること。 |
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品質標準を実現するために作業方法、および順序を決めるが、できるだけ詳細に決める。 |
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ヒストグラムなどで確かめる。同じデータで管理図を作り、工程が安定しているかを確認する。 |
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管理限界線外にデータが出たり,管理限界内でも異常があるという傾向のある場合には,その原囚を追求,再発防止の処置をとる。工程が安定している場合はそのまま作業を続ける。 |
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