平成20年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page3

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 21 運動施設の表面排水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 硬式テニスコートにおいて、排水勾配を一方のサイドラインから他方のサイドラインへ片流れの方向で0.5 % とした。
2 陸上競技場のフィールドにおいて、排水勾配をフィールドの中心から周辺に向かって均等にとった。
3 陸上競技場のトラックにおいて、走る方向の排水勾配を1%とした。
4 野球場の外野において、排水勾配を塁線から外周へ向かってとった。

解答と解説: 

答え--- 3
陸上競技場のトラックは、走る方向へ勾配を取るのは好ましくない。
テニスコートも通常はハーフコートラインかネットラインを頂点にして勾配を取るのが普通だが、記述による方法及び勾配も正しい。


No 22 ぶらんこに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 隣り合った支柱間の同一梁部に吊るす着座部を2座とした。
2 着地面から着座部底面の最下点までの高さを20 cm とした。
3 児童用のぶらんこの着座部の幅を40 cm、奥行きを15 cm とした。
4 境界柵の設置面から横架材上面までの高さを60 cm とした。

解答と解説: 

答え--- 2
着地面から着座部底面の最下点までの高さは35〜40cmが適当。20 cm とした場合、転んで頭部などがその部分にあると着座部が当たるのを防ぐため。

No 23 1,350 m3の盛土(締固め土量)をする場合の現地に運搬すべき土量(ほぐし土量)として、正しいものはどれか。
ただし、土量変化率はL=1.2、C =0.9とする。
1 1,458 m3
2 1,500 m3
3 1,620 m3
4 1,800 m3

解答と解説: 

答え--- 4
地山土量は、1,350 m3÷0.9=1,500 m3
ほぐし土量は、1,500 m3×1.2=1,800 m3

No 24 コンクリートに関する記述のうち、適当なものはどれか。
1 セメントペーストとは、セメント・細骨材・水を混合したものをいう。
2 高い所からシュートを用いてコンクリートを運搬する場合には、斜めシュートを用いる。
3 フレッシュコンクリートとは、まだ固まらない状態にあるコンクリートのことである。
4 締固め後の内部振動機の引き抜きは、後に穴が残らないように一気に行う。

解答と解説: 

答え--- 3
3の記述は正しい。セメントペーストは水を混合したもの。高い所からシュートを用いるなら、縦シュートを用いる。内部振動機の引き抜きは、ゆっくりと引き抜く方が穴が残らない。

No 25 下図に示す石積みの積方の名称の組合せとして、正しいものはどれか。
(A) 布積み (B) 矢羽積み
(A) (B)
1 布積み …………… 矢羽積み
2 谷積み …………… 矢羽積み
3 布積み …………… 長手積み
4 谷積み …………… 長手積み

解答と解説: 

答え--- 1
石積みの記述ならば、Aが布積み、Bが矢羽積みになる。


No 26 排水管渠の接合に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
「2本の管渠が合流する場合の接合方法は、原則として水面接合又は( A ) とする。また、2本の管渠が合流する場合の中心交角は、原則として( B ) とする。」
(A) (B)
1 管底接合 …………… 60 度以下
2 管頂接合 …………… 90度
3 管底接合 …………… 90度
4 管頂接合 …………… 60 度以下

解答と解説: 

答え--- 4
接合方法は、水面接合又は管頂接合とする。管渠が合流する場合の中心交角は、60度以下とする。

No 27 下図に示す木造建築物の和小屋組の(A)〜(D)の部材のうち、垂木はどれか。
和小屋組
1 (A)
2 (B)
3 (C)
4 (D)

解答と解説: 

答え--- 2
A=棟木(ムナギ)
B=垂木(タルキ)
C=母屋(モヤ)
D=梁(ハリ)

No 28 電気設備設計図に用いられる一般的な「記号」と「名称」の組合せとして、適当でないものはどれか。
(記号) (名称)
1 地中配線 …………… 地中配線
2 ハンドホール …………… ハンドホール
3 抵抗 …………… 接地極
4 スピーカ …………… スピーカ

解答と解説: 

答え--- 3
3は抵抗を表す。
接地極は---接地極

No 29 給水工事に関する記述のうち、最も適当なものはどれか。
1 給水管の空気溜りを生じるおそれがある場所に、減圧弁を取り付けた。
2 給水管を埋め戻す際、良質な土砂を用いタンパで十分締め固めた。
3 園路に給水管を布設する際、埋設深さを20 cm とした。
4 配水管から給水管を分岐する際、他の給水管の取付け位置から20 cm離れたところで分岐した。

解答と解説: 

答え--- 2
タンパは給水管を痛める恐れがある。

No 30 「公共工事標準請負契約約款」に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 現場代理人は、主任技術者を兼ねることができない。
2 監督員は、設計図書に基づき工事材料の検査を行うことができる。
3 現場代理人は、請負代金額の変更を行うことができない。
4 監督員は、工事の施工部分が設計図書に適合しない場合、その改造を請求できる。

解答と解説: 

答え--- 1
現場代理人は、主任技術者を兼ねることは可能。

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2級造園施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.10
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問題番号No. 21〜No30
問題番号No. 31〜No.40
問題番号No. 41〜No.50

実地試験問題 問題番号1、2、3