平成27年度 2級管工事施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page1

※ 問題No. 1 からNo. 6 までの6問題は必須問題です。全問題を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 1 水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 1気圧のもとで水が氷になると、その容積は約10%増加する。
2 1気圧のもとで水の温度を1℃上昇させるために必要な熱量は、約4.2 kJ/s である。
3 pH は、水素イオン濃度の大小を表す指標である。
4 BOD は、水中に含まれる浮遊物質の量を示す指標である。

解答と解説: 

答え--- 4

BODは生物化学的酸素要求量の指針で、浮遊物質の量はSSである。


No 2 空気環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 室内空気中の二酸化炭素の許容濃度は、一酸化炭素より高い。
2 二酸化炭素の密度は、空気より小さい。
3 臭気は、二酸化炭素と同じように室内空気の汚染を知る指標とされている。
4 浮遊粉じん量は、室内空気の汚染度を示す指標である。

解答と解説: 

答え--- 2

二酸化炭素は空気より重いので下に滞留する。思いとは空気より密度が大きいことである。一酸化炭素は逆に空気より密度は小さい。


No 3 流体に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 レイノルズ数は、ウォーターハンマーの発生のしやすさの目安に用いられる。
2 流体の粘性による影響は、流体が接する壁面近くで顕著に現れる。
3 ピトー管は、流速の測定に用いられる。
4 液体は、気体に比べて圧縮しにくい。

解答と解説: 

答え--- 1

レイノルズ数は粘性力などの基準になるが、ウォーターハンマーは急激に管路を閉鎖した場合などに発生することがある。レイノルズ数により目安になることはない。


No 4 熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 気体の体積を一定に保って加熱すると、その圧力は高くなる。
2 熱放射による熱移動には媒体を必要としない。
3 0℃ の氷を0℃ の水に変化させるのに必要な熱は顕熱である。
4 単位質量の物体の温度を1℃上げるのに必要な熱量を比熱という。

解答と解説: 

答え--- 3

固体が液体になるとき必要とする熱エネルギーを融解潜熱という。顕熱ではない。



No 5 電気設備に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。
1 アーステスター ----  接地抵抗測定
2 配線用遮断器 ----  過電流保護
3 漏電遮断器 ----  感電防止
4 進相コンデンサ ----  欠相保護

解答と解説: 

答え--- 4

進相コンデンサは交流の力率改善のために用いるもの。欠相保護は、サーマルリレーで検出し、電磁開閉器で保護するものである。



No 6 鉄筋コンクリートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 常温では、コンクリートの圧縮強度と引張強度は、ほぼ等しい。
2 コンクリートは、アルカリ性であるので、鉄筋がさびにくい。
3 あばら筋は、梁のせん断力に対する補強筋である。
4 水セメント比が小さいほど、コンクリートの圧縮強度が大きくなる。

解答と解説: 

答え--- 1

コンクリートは圧縮強度は高いが引張力は小さい。


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2級管工事施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.6 (必須問題)
問題番号No. 7〜No.23 (9問選択)
問題番号No. 24〜No28 (必須問題)
問題番号No. 29〜No.42 (12問選択)
問題番号No. 43〜No.52 (8問選択)

実地試験問題 問題番号1、2、3