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※ 問題は全て必須ですから、40 問題全部を解答してください。

問題21 開渠排水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 素掘り側溝は、一時的な水路として用いられることが多く、形状は底が浅いV字型あるいは台形とするのが一般的である。
2 コンクリートU型側溝は、二次製品を用いる以外に、現場打ちで施工できることから、形状断面寸法を自由に設定でき、幅広く用いることができる。
3 石積み側溝は、側面を石積みにし、底面を必要に応じて石やコンクリートで保護したものであり、一般的に通水断面が大きい場合に用いられる。
4 芝張り側溝は、側溝の底面の洗掘を防ぐために芝を張って補強したものであり、地形が急なところで用いられる。

解答と解説: 

答え--- 4
芝張り側溝は、緩い地形のところで用いるものである。急なところでは流出してしまう。


問題22 下図に示す茶室のにじり口と茶庭の中潜りにおける役石()、()の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
    () ()
1 乗石  ----  乗越石
2 乗石  ----   客石
3 踏石  ----   乗越石
4 踏石  ----   客石

解答と解説: 

答え--- 4
A=踏石、B=客石


問題23 公園内の電気工事に関する次の記述の()、()に当てはまる数値の組合せとして、適当なものはどれか。
「車両が通行する管理用園路を横断して取り付ける低圧架空引込線の高さを、地表面から( )mとして施工した。また、車両の通行しない歩行者専用園路の地下に地中電線路を地表から( )m の深さに直接埋設した。」
    () ()
1 2.5  ----  0.7
2 5.0  ----   0.6
3 7.5  ----   0.5
4 10.0  ----   0.4

解答と解説: 

答え--- 2
架空引込線の高さは地表より5.0m以上、地下埋設電路の深さは地表から0.6m以上である。




問題24 給水工事に関する次の記述の()に当てはまる数値として、適当なものはどれか。
「給水管を他の地下埋設管と近接して布設する場合、維持補修作業や漏水による加害事故防止のため、確保しなければならない最小離隔は( )cm である。」
1 15
2 30
3 45
4 60

解答と解説: 

答え--- 2
給水管を他の地下埋設管と近接して布設する場合、最小離隔は30cm である。


問題25 「公共工事標準請負契約約款」に定める設計図書として、2つとも該当するものはどれか。
1 仕様書、図面
2 施工計画書、請負代金内訳書
3 請負代金内訳書、図面
4 仕様書、施工計画書

解答と解説: 

答え--- 1
設計図書は仕様書、図面が該当する。他に現場回答書、現場説明書、又、仕様書には特記仕様書と標準仕様書などがある。
施工計画書と請負代金内訳書は施工者が作成するもので設計段階での図書ではない。


問題26 人力による張芝作業に関する次の()、()の記述について、7 日間以内に完了することが「可能」、または「不可能」の組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、歩掛りは100 m2当たり3人・日とする。
張芝面積720 m2を3人で施工する。
張芝面積1,100 m2を5人で施工する。
   
1 2.5  ----  0.7
2 5.0  ----   0.6
3 7.5  ----   0.5
4 10.0  ----   0.4

解答と解説: 

答え--- 3
)は100 m2当たり3人・日なら7日で700m2<720m2で不可能
)は1人・日で33.3m2により5人なら166m2・日。7日で1,162m2>1,100 m2なので施工可能である。


問題27 建設工事の施工計画に関する記述のうち、適当なものはどれか。
1 環境保全計画には、建設現場内の作業環境の保全方法についての計画が含まれる。
2 品質管理計画には、建設副産物の再利用方法についての計画が含まれる。
3 労務計画には、作業員の安全管理活動についての計画が含まれる。
4 資材計画には、施工方法にあわせた機械の調達方法についての計画が含まれる。

解答と解説: 

答え--- 1
工事の施工計画のうち、環境保全計画は、交通安全対策、大気・騒音・振動防止対策、水質汚濁防止対策などが該当する。現場内でなく現場外の周辺への配慮の計画である。


問題28 造園工事から発生する建設副産物のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」に規定する特定建設資材廃棄物に、該当しないものはどれか。
1 木道の撤去に伴い生じた建設発生木材
2 側溝の撤去に伴い生じたコンクリート塊
3 雨水排水管の再整備に伴い生じた廃プラスチック
4 園路の再整備に伴い生じたアスファルト・コンクリート塊

解答と解説: 

答え--- 3
廃プラスチックはリサイクル資材でなく、産業廃棄物である。




問題29 下図に示すネットワーク式工程表で表される工事におけるクリティカルパスの日数として、正しいものはどれか。
1 9日
2 10日
3 11日
4 12日

解答と解説: 

答え--- 4
クリティカルパス(もっとも長い工期)は、B→C→Gで、3+4+5=12日である。


問題30 建設工事における経済的な工程計画を作成する場合の一般的な留意事項に関する次の(イ)〜(ハ)の記述のうち、適当なものを全て示したものはどれか。
(イ) 合理的に最小限の一定数の作業員をもって、全工事期間を通じて稼働作業員数の不均衡をできるだけ少なくなるよう計画すること。
(ロ) 施工用機械設備や仮設資材は、できるだけ反復使用するよう計画すること。
(ハ) 突貫工事にならないように注意し、経済速度を確保した工事になるよう計画すること。
1 (イ)
2 (イ)、(ハ)
3 (ロ)、(ハ)
4 (イ)、(ロ)、(ハ)

解答と解説: 

答え--- 4
すべての項目が留意事項である。





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令和01年度2級造園施工管理技士(前期) 学科問題No.1  問題.01〜問題.10
学科問題No.2  問題.11〜問題.20
学科問題No.3  問題.21〜問題.30
学科問題No.4  問題.31〜問題.40
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