平成21年度 1級管工事施工管理技術検定試験  実地試験

※ 問題No. 1 は必須問題です。必ず解答してください。解答は別紙解答用紙に記入してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 1 次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。
〔設問1〕 (1)〜(3)に示す要領図について、適当なものには○、適当でないものには×を正誤欄に記入し、×とした場合には、改善策を記述しなさい。
(1) 屋内防水床の貫通部施工要領図

(2) 単式伸縮管継手の取付け要領図
(3) 防振基礎に据え付ける冷温水ポンプ廻りの配管要領図

解答と解説: 

答え-

番号 判定 理  由
(1) × 管とスリーブの間をシーリング剤にて水密を確保するように充填スペースを設ける。
(2) × 単式継手の固定がガイドの反対側に必要
(3) × 弁の手前に防振継手を設ける必要がある。


〔設問2〕 (4)に示す要領図について、ポンプ運転及びポンプ停止の電極棒長さを記入しなさい。また、電極棒を取り付ける場合の留意事項を簡潔に記述しなさい。
(4) 高置水槽の電極棒設置要領図 電極棒5P詳細図

解答と解説: 

答え

 ポンプ運転の電極棒長さ L=1500
(有効水位の1/3程度以上 (1500/3+500)
ポンプ停止の電極棒長さ L=600
(満水警報より-50の位置)
留意事項
電極棒の接触をセパレーター等により防止する。

このような問題は今までに無く、これが正しいか自信はありません。


問題No. 2 とNo. 3 の2問題のうちから1問題を選択し、解答は別紙解答用紙に記述してください。選択した問題は、選択欄に印を記入してください。
No 2 ユニット形空気調和機(エアハンドリングユニット)を据え付ける場合の留意事項を4つ解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。
ただし、コンクリート基礎に関する事項、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。

解答と解説: 

答え

1 基礎寸法、水平精度の確認
2 据付機器の水平、基礎アンカーボルトの締め付け
3 トラップ封水深さと機内の静圧の確認
4 保守点検における作業空間の確保
5 搬入路の位置及び大きさ
6 防振ゴムの設置位置、設置個数の確認
7 地震等の外力に対して転倒防止の措置を施す。


No 3 飲料用受水槽を据え付ける場合の留意事項を4つ解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。
ただし、電極棒に関する事項、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。

解答と解説: 

答え
1 据付基礎には十分な強度のある資材を用いる
2 受水槽周辺は十分な点検作業空間を確保する(上部1m以上、周辺及び下部60cm以上)
3 タンク周辺の配管は、重量がかからないようにする。
4 地下受水槽などオーバーフロー排水管から水が逆流して入る恐れがある場合、浸水感知警報機等を設置する。
5 逆サイホン作用の防止策として吐出口空間を十分に確保する
6 排水管は間接排水とし、排水口空間を確保する
7 タンク底部に1/100程度の勾配を設ける
8 オーバーフロー管の管端開口部には防虫網を設ける

問題No. 4 とNo. 5 の2問題のうちから1問題を選択し、解答は別紙解答用紙に記入してください。選択した問題は、選択欄に印を記入してください。
No 4 図に示すネットワーク工程表において、次の設問の答えを解答欄に記入しなさい。
〔設問1〕 クリティカルパスを作業名で記入しなさい。

解答と解説: 

答え

C→F→H
クリティカルパス 12+5+5= 22日


〔設問2〕 イベント5の最早開始時刻は何日か。

解答と解説: 

答え
イベント5はクリティカルパス上にあるイベントなので、経過日数と同じになる。
12日


〔設問3〕 5日後に工程を検討したところ、作業Aの完了が3日遅れることが判明した。その他の作業は予定どおり進行するものとして、フォローアップ後の工期は何日か。


解答と解説: 

答え



作業Aが3日長くなるということにより、クリティカルパスは A→E→F→Hとなり、24日になる。


〔設問4〕 設問3のフォローアップ後の工期を従来の工期で完了させるために、短縮を考慮する必要があるルートを特定する方法を簡潔に記述しなさい。

解答と解説: 

答え
イベント8のトータルフロートで、従来の工期22日を超えるルートを探し、その経路上の作業を短縮させる。
E→F→Hについて、2日の短縮をする必要がある。


〔設問5〕 設問3のフォローアップ後の工期を従来の工期で完了させるために、短縮を考慮する必要があるすべてのルートを作業名で示し、そのルートの短縮を考慮する日数を記入しなさい。

解答と解説: 

答え
クリティカルパス上の作業A以降の工程について、
作業E、作業F、作業H、について、いずれかの作業を2日の短縮する。
又は、作業E、作業F、作業Iについて作業を1日短縮させる。


No 5 次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。
〔設問1〕 労働安全衛生に関する文中、 内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値又は用語を解答欄に記入しなさい。
(1) 建築現場において、統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人で、当該仕事を自ら行うものは、 を選任し、その者に統括安全衛生責任者との連絡等を行わせなければならない。
(2) 事業者は、高さ又は深さが mをこえる箇所で作業を行うときは、当該作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けなければならない。ただし、安全に昇降するための設備等を設けることが作業の性質上著しく困難なときは、この限りでない。
(3) 事業者は、酸素欠乏危険場所において作業を行う場合、その日の作業を開始する前に、当該作業場における空気中の酸素(第二種酸素欠乏危険作業に係る作業場にあっては、酸素及び硫化水素)の濃度を測定し、その記録を 年間保存しなければならない。
(4) 事業者は、高所作業車(作業床が接地面に対し垂直にのみ上昇し、又は下降する構造のものを除く。)を用いて作業を行うときは、当該高所作業車の作業床上の労働者に 等を使用させなければならない。

解答と解説: 

答え
A=安全衛生責任者
B=1.5 m
C=3 年間
D=安全帯

〔設問2〕 建設現場で行う、手掘り掘削、足場の解体、アセチレン溶接の作業において、「労働安全衛生法」上必要とされる場合に選任しなければならない作業主任者の名称を2つ解答欄に記入しなさい。

解答と解説: 

答え
手掘り掘削 −−− 地山の掘削作業主任者
足場の解体 −−− 足場の組立等作業主任者
アセチレン溶接 −−− ガス溶接作業主任者

問題No. 6 は必須問題です。必ず解答してください。解答は別紙解答用紙に記述してください。
No 6 あなたが経験した管工事のうちから、代表的な工事を1つ選び、次の設問の答えを解答欄に記述しなさい。
〔設問1〕 その工事につき、次の事項について記述しなさい。
(1) 工事件名
(2) 工事場所
(3) 設備工事概要
(4) 現場での施工管理上のあなたの立場又は役割
〔設問2〕 上記工事を施工するに当たり「安全管理」上、あなたが特に重要と考えた事項を1つあげ、それについてとった措置又は対策を簡潔に記述しなさい。
(1) 特に重要と考えた事項
(2) とった措置又は対策
〔設問3〕 上記工事を施工するに当たり、「材料・機器の現場受入検査」において、あなたが特に重要と考えて実施した検査内容を簡潔に記述しなさい。

解答と解説: 

省略

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平成20年 一級管工事施工管理技士試験  学科試験 午前問題1_No.01〜No.14
午前問題2_No.15〜No.29
午前問題3_No.30〜No.44
午後問題1_No.01〜No.15
午後問題2_No.16〜No.29
 実地試験 問題 No.1〜No.6