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※ 問題番号No. 1 からNo. 12 までの12問題のうちから8問題を選択し回答してください。


No1 熱電効果に関する次の記述に該当する用語として、適当なものはどれか。

「異なる2種類の金属導体を接続して閉回路を作り、2つの接合点に温度差を生じさせると閉回路に起電力が発生し電流が流れる現象」
1 ゼーベック効果
2 ペルチエ効果
3 トムソン効果
4 ピエゾ効果

解答と解説: 

答え--- 1
ゼーベック効果:2種類の金属からなるループの接点に温度差を設けると、近くに置いた方位磁針の針が振れる。2種類の金属導体を接続して、ループに電流が流れ、接合点に温度差を生じさせると磁場を発生し、電流が流れる現象。
ペルティエ効果:異なる金属を接合し電圧をかけ、電流を流すと、接合点で熱の吸収・放出が起こる効果。ゼーベック効果の逆で、電圧から温度差を作り出す現象である。
トムソン効果:1つの金属上で温度の差がある2点間に電流を流すと、熱を吸収したり発生したりする効果。
ピエゾ効果(圧電効果):物質に圧力を加えると、圧力に比例した表面電荷が現れる現象。


No2 図に示す2つの点電荷+Q1〔C〕、+Q2〔C〕間に働く静電力F〔N〕の大きさを表す式として、正しいものはどれか。
ただし、電荷間の距離はr〔m〕、電荷のおかれた空間の誘電率はε〔F/m〕とする。

1
2
3
4

解答と解説: 

答え--- 1

静電力に関するクーロンの法則で、2つの電荷間に働く静電力Fの大きさは両方の電気量Qの積に比例し、電荷間の距離rの2乗に反比例する。

 の式で表される。


No3 図に示す単相交流回路の電流I〔A〕の実効値として、正しいものはどれか。
ただし、電圧E〔V〕の実効値は200 Vとし、抵抗Rは4Ω、誘導性リアクタンスXLは3 Ωとする。
1 29 A
2 40 A
3 50 A
4 67 A

解答と解説: 

答え--- 2

直列回路に抵抗と誘導性リアクタンスが配列されている問題。基本的に両方とも抵抗であるので、抵抗値を求めると、



オームの法則よりI=E/Z として、I=200÷5=40 A である。




No4 直流専用の指示電気計器として、適当なものはどれか。
1 永久磁石可動コイル形計器
2 可動鉄片形計器
3 熱電形計器
4 電流力計形計器

解答と解説: 

答え--- 1

可動コイル形計器は、直流専用の指示電気計器である。電流が流れることで永久磁石との関係で回転トルクが発生する。このトルクを利用して計測する仕組みである。
可動鉄片形計器は直流にも利用可能だが、主に交流向け
電流力計形計器、熱電形計器は直流、交流両方に使用できる


No5 図に示す発電機の原理図において、磁界中でコイルを一定の速度で回転させたとき、抵抗Rに流れる電流iの波形として、適当なものはどれか。
ただし、S1とS2は整流子、B1とB2はブラシを示し、これらにより整流をするものである。
1
2
3
4

解答と解説: 

答え--- 2
通常、永久磁石を回転させると+側-側相互に波状の波形になるが、半円型の2つの導体に銅片ブラシが固定されている事により一定方向で脈流になる波形となる。


No6 一次側に電圧6 600 Vを加えたとき、二次側の電圧が110 Vとなる変圧器がある。この変圧器の二次側の電圧を105 Vにするための一次側の電圧〔V〕として、正しいものはどれか。
ただし、変圧器の損失はないものとする。
1 6 000 V
2 6 150 V
3 6 300 V
4 6 450 V

解答と解説: 

答え--- 3

105V→110Vになるので、その差を乗じればいい。






No7 進相コンデンサを誘導性負荷に並列に接続して力率を改善した場合、電源側回路に生じる効果として、不適当なものはどれか。
1 電力損失の軽減
2 電圧降下の軽減
3 遅れ電流の減少
4 電圧波形のひずみの減少

解答と解説: 

答え--- 4

並列接続時の電源側回路に生じる効果は、
電気料金の割引
変圧器損失の軽減
配電線損失の軽減
変圧器余裕の増加
電圧降下の軽減
などがある。
電圧波形のひずみの減少などを期待するなら、インバータ機器の接続などが有効


No8 汽力発電所の熱効率向上対策として、不適当なものはどれか。
1 節炭器を設置する。
2 復水器内の圧力を高くする。
3 抽気した蒸気で給水を加熱する。
4 高温高圧の蒸気を採用する。

解答と解説: 

答え--- 2

蒸気は復水器によって水に戻され、給水ポンプに送られる。 真空度 として復水器圧力が低くなるほど発電タービンの熱効率は高くなる

No9 変電所における次の記述に該当する中性点接地方式として、適当なものはどれか。

「電線路や変圧器の絶縁を軽減できるが、地絡電流が大きくなり、通信線への誘導障害が発生する欠点がある。」
1 非接地方式
2 直接接地方式
3 高抵抗接地方式
4 消弧リアクトル接地方式

解答と解説: 

答え--- 2

直接接地方式
機器、線路の絶縁低減の割合は大いが、故障点に大きな地絡電流が流れ、通信線に発生する電磁誘導電圧が高くなる欠点がある。

抵抗接地方式
直接接地方式と比較して1線地絡電流が小さく、誘導障害は少ないが、電圧上昇は大きいくなる。

消弧リアクトル接地方式
通信線などへの誘導障害は小さいが、1線地絡電流の電圧上昇は抵抗接地方式と同程度ある。

非接地方式
通信線への誘導障害防止や保安確保しやすいが、1線地絡時の電圧上昇などの異常電圧の割合は、中性点接地方式の中で最も高い。しかし系統電圧が低いので影響が少ない。



No10 架空送電線に発生するコロナに関する記述として、不適当なものはどれか。
1 送電効率が低下する。
2 ラジオ受信障害が発生する。
3 晴天時より雨天時の方が発生しやすい。
4 単導体より多導体の方が発生しやすい。

解答と解説: 

答え--- 4

多導体方式の方が単導体方式に比べコロナ放電の発生を抑制できる。


No11 照明に関する用語と単位の組合せとして、不適当なものはどれか。
用語 単位
1 光束 lm
2 光度 cd
3 輝度 lm/m2
4 色温度 K

解答と解説: 

答え--- 3

輝度は、cd/m2 (カンデラ毎平方メートル)である。


No12 単相誘導電動機の始動法として、適当なものはどれか。
1 コンデンサ始動
2 コンドルファ始動
3 スターデルタ始動
4 リアクトル始動

解答と解説: 

答え--- 1

単相誘導電動機の始動法は、コンデンサ始動形、くま取りコイル形、分相始動形、反発始動形などが適当である。
他は、三相誘導電動機の始動方法などである。






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令和01年度2級電気工事施工管理技士(前期) 学科問題No1 No.01〜No.12 01〜12 のうち8問選択
13〜32 のうち11問選択
23〜38 のうち3問選択、39は必須問題
学科問題No2 No.13〜No.32
学科問題No3 No.33〜No.39
学科問題No4 No.40〜No.52 40〜52 のうち9問選択
学科問題No5 No.53〜No.64 53〜64 のうち8問選択
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