タイル工事 1

学習するポイント
材料の種類
工法の種類
割り付け方法
伸縮目地

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材  料
磁器の種類により下表のように区分されている
磁器の質による区分 磁器質タイル せっ器質タイル 陶器質タイル
磁器の状態 溶化性 半溶化性 非溶化性
焼成温度 1 300°C以上 1 200°C前後 1 000°C以上
吸水率 1%未満 1〜10% 10%以上
壁タイル張り工法の種類
種  類 工 法 の 概 要
積上げ張り 「だんご」張りともいい,タイル裏面にだんご状にモルタルをのせ,コンクリート面に押し付けて張る。1日の張り上げ高さは小口,2丁掛けで1.2〜1.5m
圧着張り 下地をモルタル塗りでっくり,その上に張りしろ3〜5mmで接着剤入りモルタルを塗り,タイルを圧着しながら張る。 1回のモルタル塗り面積は2m2内外を標準。
ヴィブラート密着張り工法 圧着張りでの木槌などの代わりに,表面にヴィプラート(振動機)を用い,張付けモルタルを目地よりはみ出させ,圧着力を増して張る。
タイル先付け工法 コンクリート外型わく内面に,あらかじめタイル,タイルシートを取り付け,配筋・内型わくを建て込み,コンクリートを打設し,タイル仕上げを一体化する工法。タイルシート法,目地ます法,桟木法(大型特殊タイル)などがある。
陶磁器質タイルの割付け方法(屋外壁)
@ 建具寸法・位置,躯体寸法などのわずかな変更により,タイルの割付けが整然と行える場合は,建具や躯体の下地を調整する。
A 役物タイルは規格化された寸法のものを用い,その種類を少なくする。
B 目地寸法は小口,二丁掛けで6〜11mm程度とする。クリンカタイルのような大きなものでは10〜15mm程度とする。
屋内でのタイル割付け方法
@ 建具・躯体との関係は,外装の場合と同様とする。
A 端部に切り物を使用する場合は,半分以下の寸法のものは用いない。
B 棚の高さ,隔板の大きさなどはタイルの目地に合わせる。
C 目地寸法は2〜2.5mm程度とする。
伸縮目地
 下地モルタルや張付け用モルタルが乾燥に伴って収縮したり,温度変化によって,躯体とともに伸縮することによってタイルのはく離が生ずるので,伸縮目地を股けて小面積に分割する必要がある。
@ 目地の位置は柱脇及び、面積の広い壁等は中央部へ
A 伸縮目地の詳細は下図参照。
水平伸縮目地の断面 良い例 悪い例
垂直伸縮目地の例
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