| @ |
けがき |
|
現寸作業で作成した型板や定規を使用して,鋼材に切断線,部材取付け位置,孔の位置・開先角度・折り曲げ位置などをポンチ,ピンなどでマークする。通常の製品精度以上の品質を必要とする箇所には,けがき針を使用する。また,けがき内容を工事場まで保存する場合は,ニスなどによって保護する。 |
| A |
50 kgf/mm2以上の高張力鋼の場合のけがき |
|
表面のきずや加工によるノッチがぜい性破壊の起点となる恐れがあるので,ポンチ,たがねなどは使用しない。 |
| B |
収縮 |
|
ガス切断,溶接,ひずみ矯正時の加熱,冷却の熱サイクルにより鋼材は収縮するので,考慮してけがくこと。なお,仕上げ代や切断代も考慮すること。 |
| C |
切断 |
|
機械切断法,ガス切断法,電気切断法などの方法がある。ガス切断機には自動切断機と手動切断機とがあるが,JASS6鉄骨工事の付則6に示されたガス切断面のあらさの標準許容差100
S を確保するために,自動ガス切断機の使用を原則としている。板厚の厚い材のせん断は,たれ,まくれによる品質低下を防止するため,板厚13mm以下に限定している。なお,ガス切断面の品質はあらさ200
S 以下,ノッチ深さ1mm以下を標準とする。 |
| D |
穴あけ |
|
一般に使用される穴あけは原則としてドリルあけとする。ただし,板厚が13mm以下のときはせん断穴あけとしてよい。高カボルト,リベット,ボルトの公称軸径に対する穴径は下表のとおりである。 |
|
穴径(単位:mm)
| 種 類 |
穴径D |
公称軸径d |
| 高カボルト |
d+1.0 |
d<20 |
| d+1.5 |
20≦d |
| リベット |
d+1.0 |
d<20 |
| d+1.5 |
20≦d |
ボ ル ト
アンカーボルト |
d+0.5 |
― |
| d+5.0 |
― |
|
| E |
曲げ加工 |
|
プレスによる常温加工か加熱温度900〜1000°Cの熱間加工による。曲げ内半径yが2Z(に被加工材の板厚)以下になると,JISで定められた鋼材の伸び率(17〜23%)以上の伸びが鋼材の表面に働き,われが発生することがあるので,曲げ半径は2削以上とする。
 |
曲げ内半径
r≧2t
r:曲げ内半径
t:被加工材の板厚 |
|
| F |
開先加工 |
|
原則として自動ガス切断機により行うが,特に形状の不規則なものは,半自動切断機または手動ガス切断機による。
開先加工面の精度は下表のとおりである。 |
|
|