土工事 1

学習するポイント
災害,公害防止の注意事項
根切り・山止め工法の種類

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1 災害,公害の防止
注意事項は下記のとおりである。
@ 周囲の建物などの安全の確保
A 地下埋設物などに対する確認および処置
B  土砂の崩壊による危険防止のため,周辺地盤がのり面に発生するひび割れ,周辺地盤の沈下,移動,ゆう点,漏水,山止めの土圧,変形などの観測,測定を行う。
C 工事現場以外の道路,排水路の土砂,泥水による汚れなどの防止。
D 運搬車の事故防止。
E 騒音,振動の防止。
2 施工計画書
記載事項は次のとおりである。
@ 工程表(山止め設置,根切り,趣戻し,山止め撤去などの時期)
A 山止めの工法および安全を確認できる構造計算書
B 根切りの工法(順序,掘削機の種類と能力,予定搬出土量など)
C 残土の処理方法
D 排水計画
E 趣戻し土の種類,締固め方法と余盛高
根 切 り
@ 根切りの種類
総堀り 地下室などがある場合に建物全体を掘る
布掘り 連続基礎などの場合に帯状に掘る
つぼ掘り 独立基礎の場合に角形または丸形に掘る
A 根切りの幅
布堀 : 構造物出来形より300〜600mm程度余掘する。
総堀 : 構造物出来形より1 000mm程度余掘する。
B 掘削方法
根切り工事では掘削と山止め支保工の架設がバランスよく行われることが重要である。
C オープンカット
オープンカットののり面の勾配は土の息角が粘着力により決まるが,それらは 土の含水量によっても変化するので,規模が大きい場合は構造計算によって安全を確認する。
地山の種類 掘削面の高さ 掘削面のこう配 備   考
356 岩盤または堅い粘土からなる地山 5m未満 90°以下
地山とは,表上層の下のある程度硬い自執地般
5m以上 75°以下
その他の地山 2m未満 90°以下
2m以上5m未満 75°以下
5m以上 60°以下
357 砂からなる地山 5m未満または35°以下
発破などにより崩壊しやすい地山 2m未満または45°以下
D 山止め壁の種類
分  類 特徴 解説
親ぐい横矢板工法 比較的固い地盤でも施工可能である。湧水に問題があるが、支保工に水圧がかからないので支保工に有利である。横矢板の裏込め上の充てんは施工上重要である
鋼製矢板工法 水圧を受けるので親ぐい横矢板工法に比べて支保工応力が大きい。打設時の振幅・騒副こ問題あり。比較的浅い所に安定した地層があるときに適する
場所打ちコンクリート
山止め壁
親ぐい横矢板工法・鋼製矢板工法に比べて振動・騒きが少ない。壁の剛性を大きくできる。工法としては連続柱の工法と連続壁との工法がある。両者とも止水が高く信頼性がある
のり付き山止め工法
 (山止め壁のないもの)
周辺にのりの敷地の余裕が必要。のり面が湧水などで崩れない場合,支保工などの障害がないので施工能率がよい
水平切ばり工法 一般的な工法で広く用いられている。根切りしながら水平切ばりをかける。建物の長辺が50m以下の場合がよい
アイランド斜切ばり工法 中央部を先に根切りして,基礎を作り,次に斜め切ばりをかけ周辺部を掘削する。
地下3階程度まで,短辺50m以上の建物によいが,条件によっては工期がかかる
アースアン力−工法 山止め壁の外側に図のように削孔し,PC鋼をセメントミルク,またはモルタルで孔中に定着させる。広い敷地の地下工事では,根切り,躯体の施工性がよい
トレンチカット工法 建物周辺部の地下躯体を先に施工する。これを擁壁として中央部を施工する
逆打ち工法 根切りと並行して地下構造体を造成し,順次根切りを進める。地階が深く広い場合に用いる。根切りの施工性は,オープンカット工法に比べて劣る
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