平成27年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page4

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 31 造園工事における施工計画の策定に際して行う現場条件の事前調査事項として、適当でないものはどれか。
1 地形・地質・土質・地下水
2 材料の供給源と価格及び運搬路
3 関連工事や隣接工事の状況
4 労務費の変動に基づく契約変更の取扱い

解答と解説: 

答え--- 4

事前調査事項と労務費の問題は全く関係性が無い。



No 32 下図に示す、施工管理の一般的な手順を示したデミング・サークルの(A)において行う作業内容として、適当なものはどれか。
1 施工計画の基本方針を定める。
2 施工データを記録する。
3 実績と計画とのずれに対する是正処置をとる。
4 施工内容に関わる事前調査を行う。

解答と解説: 

答え--- 3

A=処理
よって、是正処置が適当である。



No 33 施工計画に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1 輸送計画には、資機材の輸送経路についての計画が含まれる。
2 労務計画には、作業員の安全管理活動についての計画が含まれる。
3 資材計画には、調達した資材の保管についての計画が含まれる。
4 環境保全計画には、工事用車両による沿道障害の防止対策についての計画が含まれる。

解答と解説: 

答え--- 2

作業員の安全管理活動は安全計画である。



No 34 「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」における特定建設資材に該当しないものはどれか。
1 プラスチック
2 コンクリート
3 木材
4 アスファルト・コンクリート

解答と解説: 

答え--- 1

特定建設資材は材料の再利用が可能なものであるのでプラスチックは現場レベルで再利用計画することは通常はありえない。産業廃棄物又は一般廃棄物である。



No 35 横線式工程表(バーチャート)及びネットワーク式工程表の一般的な特徴を示した下表の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
事項 横線式工程表
(バーチャート)
ネットワーク式工程表
作業の手順 漠然 判明
作業に必要な日数 ( A ) 判明
作業進行の度合い 漠然 ( B )
工期に影響する作業 不明 判明

(A) (B)
1 不明  ----  不明
2 不明  ----  判明
3 判明  ----  不明
4 判明  ----  判明

解答と解説: 

答え--- 4

横線式工程表は日数は判明する。ネットワーク式工程表は作業進捗状況は判明する。



No 36 工事の建設費と工期との関係に関する次の記述の(A)、(B)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。


「工事の建設費は、直接費と間接費により成り立っている。( A ) は、現場管理費や共通仮設費等の費用で、一般に工期の短縮に伴って( B ) する傾向がある。」



(A) (B)
1 直接費  ----  減少
2 直接費  ----  増加
3 間接費  ----  減少
4 間接費  ----  増加

解答と解説: 

答え--- 3

間接費は、現場管理費や共通仮設費等の費用で、一般に工期の短縮に伴って減少する傾向がある。労務費資材費などの直接費は工期の短縮に伴って増加する傾向にある。


No 37 下図に示すネットワーク式工程表で表される工事におけるクリティカルパスの日数として、正しいものはどれか。
1 6日
2 7日
3 8日
4 9日

解答と解説: 

答え--- 4

クリティカルパスはC→E→Hで、3+4+2=9日である。



No 38 「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」の用語に関する次の記述の(A)〜(C)に当てはまる語句又は数値の組合せとして、適当なものはどれか。


「幹周とは樹木の幹の周長をいい、根鉢の上端より( A ) m 上りの位置を測定する。この部分に枝が分岐しているときは、その( B ) を測定する。幹が2本以上の樹木の場合においては、おのおのの周長の( C ) をもって幹周とする。」


(A) (B) (C)
1 1.2  ----  下部  ----  平均値
2 1.2  ----  上部  ----  総和の70%
3 1.5  ----  下部  ----  総和の70%
4 1.5  ----  上部  ----  平均値

解答と解説: 

答え--- 2

幹周は根鉢の上端より1.2 m 上りの位置を測定する。
枝が分岐しているときは、その上部を測定する。
幹が2本以上の樹木の場合においては、おのおのの周長の総和の70%をもって幹周とする。


No 39 「公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)」における樹木の品質規格の判定に関する記述のうち、適当なものはどれか。
1 樹皮の一部に損傷の痕跡があったが、ほとんど目立たず正常な状態を保っていたため、合格とした。
2 根の配分に著しい偏りがあったが、根鉢範囲に細根が多く根が乾燥していなかったため、合格とした。
3 虫害により幹の一部に穴があいていたが、生育状況が良好であったため、合格とした。
4 枝の一部に枯損枝があったが、樹種の特性に応じた自然樹形を保っていたため、合格とした。

解答と解説: 

答え--- 1

根は、発達が良く、四方に均等に配分され、根鉢範囲に細根が多く、乾燥していないこと。
病虫害は過去に発生したことのあるものにあっては、発生が軽微で、その痕跡がほとんど認められないよう育成されたものであること。 穴は不可。
枝は、樹種の特性に応じた枝を保ち、徒長枝、枯損枝、枝折れ等の処理、及び必要に応じ適切な剪定が行われていること。 枯損枝は取り除き剪定が必要。



No 40 下図に示すヒストグラムの判断に関する記述のうち、最も適当なものはどれか。
1 下限規格値及び上限規格値を外れており、何らかの処置が必要である。
2 規格値に対するゆとりもあり、また、平均値が規格の中央付近にあり、良好である。
3 将来、少しの変動でも規格を外れるものが出る可能性があり、注意が必要である。
4 山が2つあり、平均値の異なる2つの分布が混在していることも考えられるため、データ全体をもう一度調べる必要がある。

解答と解説: 

答え--- 4

山が2つある場合、サンプルの取り方に問題があることが考えられる。



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2級造園施工管理技術検定
学科試験問題 問題番号No. 1〜No.10
問題番号No. 11〜No.20
問題番号No. 21〜No30
問題番号No. 31〜No.40
問題番号No. 41〜No.50

実地試験問題 問題番号1、2、3