平成30年 1級管工事施工管理技術検定試験  実地試験

問題は,全問題を解答してください。
尚、回答例は公開されていません。独自の解答なため、出題者側の解答とは異なります。
このとおり解答しても採点者によっては誤りと判断される場合もあります。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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問題1は必須問題です。必ず解答してください。解答は解答用紙に記述してください。

No1 次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記述しなさい。
〔設問1〕 (1)に示す図について、(イ)及び(ロ)の答えを解答欄に記入しなさい。
(イ) 図-1に示す特性のポンプを、図-2のように2台同時に並列運転した場合の揚程曲線を記入しなさい。ただし、抵抗曲線は変化しないものとする。
(ロ) (イ)の並列運転の場合、1台当たりのポンプの水量[L/min]を記入しなさい。
(1) ポンプの特性曲線及びポンプ2台の並列運転図
図-1 ポンプの特性曲線 図-2 ポンプ2台の並列運転図

解答と解説: 

答え--- 

図-2のような並列運転の場合、揚程曲線と抵抗曲線の交点100を倍の200Lよ想定した点と揚程曲線の0点とを結ぶ曲線を描くと、抵抗曲線の交点は140L/minとなる。これが2台分のポンプの水量である。
よって、2台となると140÷2=70L/minとなる。


〔設問2〕 (2)〜(5)に示す図について、適切でない部分の改善策を具体的かつ簡潔に記述しなさい。
(2) 洋風便器8個を受け持つ排水横枝管の通気方式図

解答と解説: 

答え--- 
最下流の便器の下流側排水管からループ通気管へ逃し通気管を設ける。


(3) 吹出口取付け要領図

解答と解説: 

答え--- 
シャッターの開口する方向が逆である。


(4) 冷温水管保温要領図(天井内隠ぺい)

解答と解説: 

答え--- 

グラスウールが吸水性があるのでアルミガラスクロスの直下にポリエチレンフィルムを巻く。



(5) 屋内消火栓設備の加圧送水装置まわり図

解答と解説: 

答え--- 

ポンプの下流側に試験用配管を設ける。



問題2と問題3の2問題のうちから1問題を選択し、解答は解答用紙に記述してください。
選択した問題は、解答用紙の選択欄印を記入してください。


No2 中央式の空気調和設備を施工する場合の留意事項を解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。記述する留意事項は、次の(1)〜(4)とし、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。

(1) 冷凍機まわりの配管施工に関し、運転又は保守管理の観点から留意する事項

解答と解説: 

答え---
冷凍機の周辺に点検用空間を設ける。
熱膨張の大きい機器は、熱膨張を逃がすためにスライド脚にしておく。
必要に応じて、適切な防振、防音対策を行う



(2) 冷温水配管の施工に関し、管の熱伸縮の観点から留意する事項(吊り又は支持に関するものを除く。)
解答と解説: 

答え---
伸縮継手を用いる。
ローラー付き支持金物や保温材を利用したスリーブ方式支持とし、配管を直に固定しない



(3) 冷温水配管の吊り又は支持に関し、管の熱伸縮の観点から留意する事項
解答と解説: 

答え---
横走り配管は吊り用ボルト吊り及び形鋼振れ止め支持、立て管は形鋼振れ止め支持及び固定する。
吊り荷重が集中する個所等、吊り径を選定する。


(4) 冷温水配管の勾配又は空気抜きに関し留意する事項
解答と解説: 

答え---
配管の勾配は先下がり配管とし、空気抜弁は管内が正圧となる配管頂部に設ける。


No3 中央式の強制循環式給湯設備を施工する場合の留意事項を解答欄に具体的かつ簡潔に記述しなさい。記述する留意事項は、次の(1)〜(4)とし、工程管理及び安全管理に関する事項は除く。
(1) 貯湯槽の配置に関し、保守管理の観点から留意する事項

解答と解説: 

答え---

発生する排気、湿気、排水及び飛沫水等が他に影響を与えぬこと。
水抜きを行う必要がある機器に対しては、排水溝を設けること。


(2) 給湯配管の施工に関し、管の熱伸縮の観点から留意する事項(吊り又は支持に関するものを除く。)

解答と解説: 

答え---

伸縮継手を用いる。
ローラー付き支持金物や保温材を利用したスリーブ方式支持とし、配管を直に固定しない


(3) 給湯配管の吊り又は支持に関し、管の熱伸縮の観点から留意する事項

解答と解説: 

答え---

立て管は形鋼振れ止め支持及び固定する。



(4) 給湯配管の勾配又は空気抜きに関し留意する事項

解答と解説: 

答え---

配管の勾配は先下がり配管とし、空気溜まりが発生しないように出来る限り異径継手は避ける。


問題4と問題5の2問題のうちから1問題を選択し、解答は解答用紙に記述してください。
選択した問題は、解答用紙の選択欄にを記入してください。

No4 下図に示すネットワーク工程表において、次の設問1〜設問4の答えを解答欄に記述しなさい。
ただし、図中のイベント間のA〜Iは作業内容、○日は作業日数、(○人)は作業員数、イベント右上の[ ]内の数値は最早開始時刻(EST)を表す。
〔設問1〕 クリティカルパスをイベント番号と矢印で記入しなさい。ただし、ダミーは破線矢印とする。

解答と解説: 

答え---

1→2→3→5→6→7→8
クリティカルパスは19日



〔設問2〕 工事の作業日数を再確認したところ、作業Aで3日、作業Bで2日、作業Eで4日作業日数が増え、その他の作業は予定どおりの作業日数となることが判明した。
フォローアップを行い、ネットワーク工程表にフォローアップ後の最早開始時刻を記入しなさい。

解答と解説: 

答え---

クリティカルパス経路は1→2→7→8 
フォローアップ後の最早開始時刻は21日となる。


〔設問3〕 フォローアップ後のクリティカルパスの作業日数は、当初のクリティカルパスの作業日数から何日増えるか記入しなさい。

解答と解説: 

答え---
2日

当初は19日、変更後は21日なので差の2日伸びる。



〔設問4〕 山積み図を作成する目的を記述しなさい。


解答と解説: 

答え---
工期全体を通して労務数を平準化するために実施する。


〔設問5〕 フォローアップ後のネットワーク工程表に基づき、最早開始時刻(EST)による山積み図を完成させなさい。

解答と解説: 

答え---



No5 次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記述しなさい。
〔設問1〕 建設工事現場における、労働安全衛生に関する文中、内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている語句又は数値を解答欄に記述しなさい。

(1) 事業者は、既設の汚水槽の内部にて作業する場合、その日の作業を開始する前に、当該汚水槽の内部における空気中の酸素及び の濃度を測定しなければならない。また、その測定の記録は、 年間保存しなければならない。
(2) 事業者は、可燃性ガス及び酸素を用いて行う金属の溶接については、ガス溶接作業主任者免許を受けた者、ガス溶接に係るC を修了した者その他厚生労働省令で定める資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならない。

解答と解説: 

答え--- 

A=硫化水素
B=3
C=技能講習


〔設問2〕 建設工事現場における、石綿作業主任者の職務に関する文中、内に当てはまる「労働安全衛生法上に定められている語句又は数値を解答欄に記述しなさい。
(3) 事業者は、石綿作業主任者に次の事項を行わせなければならない。
一  作業に従事する労働者が石綿等の粉じんに汚染され、又はこれらを吸入しないように、作業の方法を決定し、労働者を指揮すること。
二  局所排気装置、プッシュプル型換気装置、除じん装置その他労働者が健康障害を受けることを予防するための装置を 月を超えない期間ごとに点検すること。
三  具の使用状況を監視すること。

解答と解説: 

答え---

D=1
E=保護



問題6は必須問題です。必ず解答してください。解答は解答用紙に記述してください。
No4 あなたが経験した管工事のうちから、代表的な工事を1つ選び、次の設問1〜設問3の答えを解答欄に記述しなさい。
〔設問1〕 その工事につき、次の事項について記述しなさい。
〔工事概要〕
(1) 工事名
(2) 工事場所
(3) 設備工事概要
(4) 現場での施工管理上のあなたの立場又は役割



〔設問2〕 上記工事を施工するにあたり「工程管理」上、あなたが特に重要と考えた事項をあげ、それについてとった措置又は対策を簡潔に記述しなさい。

〔設問3〕 上記工事の「総合的な試運転調整」又は「完成に伴う自主検査」において、あなたが特に重要と考えた事項をあげ、それについてとった措置を簡潔に記述しなさい。


解答と解説: 

答え--- 
省略



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