平成26年度 2級造園施工管理技術検定試験  学科試験問題 Page5

※ 問題はすべて必須ですから、50問題全部を解答してください。
解答及び解説で疑問を持ったら即調べてみましょう。
自分で調べた方が絶対に頭に入ります。
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No 41 下表に示す測定値のメディアン(中央値)として、正しいものはどれか。
サンプル番号 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8
測定値 71 73 76 71 79 73 71 78
1 73
2 74
3 75
4 76

解答と解説: 

答え--- 1

並べなおしてみると、71・71・71・73・73・76・78・79
この中央(左から3〜4番目)の値は73である。


No 42 下表の(イ)〜(ハ)は「工種」、「品質特性」、「試験方法」の組合せを示したものである。表の()〜()に当てはまる語句の組合せとして、適当なものはどれか。
工種  品 質 特 性  試験方法
土工 () 土の密度試験
路盤工 支持力 ()
() スランプ スランプ試験
() ()
1 締固め度 ---- 平板載荷試験 ---- コンクリート工
2 平坦性 ---- 平板載荷試験 ---- アスファルト舗装工
3 締固め度 ---- 締固め試験 ---- アスファルト舗装工
4 平坦性 ---- 締固め試験 ---- コンクリート工

解答と解説: 

答え--- 1

土の密度試験は締固め度を確認するもの。路盤支持力は平板載荷試験が選択肢では適当。スランプ試験はコンクリートの試験である。



No 43 次の(イ)〜(ハ)の記述のうち、事故発生時における適切な初動措置のため、一般的に作業現場で講じておくべき措置として、必要なものを全て示したものはどれか。
(イ) 関係機関との通報方法の相互確認等の体制を明確にし、通報責任者を指定しておくこと。
(ロ) 産業医を選任しておくこと。
(ハ) 応急手当、救急方法等の安全訓練等を実施しておくこと。


1 (イ)、(ロ)
2 (ハ)
3 (イ)、(ハ)
4 (ロ)、(ハ)

解答と解説: 

答え--- 3

初動措置であるので通報体制を整え、手当救急処置の訓練が適当。産業医の選択は労務作業員の通常時の健康状態の管理であるので事故発生時の初動措置とは趣旨が異なる。



No 44 移動式クレーンの作業に関する記述のうち、「クレーン等安全規則」上、適当でないものはどれか。
1 移動式クレーンによる吊り上げ作業において、地盤が軟弱で転倒するおそれがあったので、転倒を防止するため、必要な広さ及び強度を持つ鉄板を敷設し、その上に移動式クレーンを設置し、作業を実施した。
2 移動式クレーンによる作業中に、吊り荷の状態を確認するため、運転者に合図を行った上で、労働者を移動式クレーンの上部旋回体の作業半径内に立ち入らせた。
3 吊り上げ荷重が2.9 tの小型移動式クレーンの運転の業務を、小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者に行わせた。
4 安全な作業の遂行上必要があったので、移動式クレーンの吊り具に専用のとう乗設備を設け、墜落防止のための措置を講じた上で、労働者を乗せた。

解答と解説: 

答え--- 2

万が一の吊り荷の落下事故が考えられるので、クレーンの上部旋回体の作業半径内に労働者は立ち入らせない。



No 45 高所作業に関する次の記述の()〜()に当てはまる数値の組合せとして、「労働安全衛生規則」上、正しいものはどれか。
「高さ4m の作業場所となる四阿の屋根材補修のため、単管足場を設置することにした。作業床は床材を2列に設置し、幅を( ) cmとし、床材間のすき間を( ) cm とした。また、墜落の危険がある箇所に、作業床から高さ( ) cm の丈夫な手すり及び中さんを設けた。」
() ()
1 35 ---- 2 ---- 100
2 35 ---- 5 ---- 100
3 45 ---- 2 ---- 90
4 45 ---- 5 ---- 75



解答と解説: 

答え--- 3

足場作業床は40cm以上とし、隙間は3cm以下とする。墜落の危険のある場所には高さ85cm以上の手すり等を設ける。


No 46 「都市公園法」上、公園施設として都市公園に設けることができないものはどれか。
1 展望台
2 保育所
3 動植物の保護繁殖施設
4 図書館

解答と解説: 

答え--- 2

保育所は公園施設には該当しない。


No 47 建設業の許可に関する次の記述の()、()に当てはまる語句の組合せとして、「建設業法」上、正しいものはどれか。
「二以上の都道府県の区域内に( ) を設けて建設業を営もうとする場合にあっては、( ) の許可を受けなければならない。」

1 営業所 ---- 国土交通大臣
2 営業所 ---- 所在する都道府県の各知事
3 現場事務所 ---- 所在する都道府県の各知事
4 現場事務所 ---- 国土交通大臣

解答と解説: 

答え--- 1

二以上の都道府県の区域内に営業所を設けて建設業を営もうとする場合、国土交通大臣の許可を受けなければならない。



No 48 建設業における技術者に関する次の記述の( ) に当てはまる数値として、「建設業法」上、正しいものはどれか。
「地方公共団体発注の( ) 万円以上の造園工事を直接請け負い施工するときに、工事現場に置かなければならない主任技術者または監理技術者は、専任の者でなければならない。」
1 1,000
2 1,500
3 2,000
4 2,500

解答と解説: 

答え--- 4

公共性のある工作物に関する重要な工事の元請下請を問わず請負金額2500万円(建築一式工事の場合は5000万円)以上の工事では主任技術者は現場ごとの専任ものでなければならない。他、建設業法施行令第27条の請負工事であれば民間工事も該当する。


No 49 「労働基準法」に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
1 労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。
2 労働基準法に定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効となる。
3 労働者が前借金を受け取っていた場合に、使用者は、前借金と賃金を相殺することができる。
4 建設業においては、使用者は、児童が満15 歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならない。

解答と解説: 

答え--- 3

使用者は、前借金その他労働することを条件とする前貸の債権と賃金を相殺してはならない。労働基準法第17条



No 50 「労働安全衛生法」上、作業主任者を選任する必要のある作業はどれか。
1 高さが3m の樹木の伐採
2 掘削面の高さが3m の地山の掘削
3 高さが3m の構造の足場の組立て
4 吊り上げ荷重が3t の移動式クレーンの運転

解答と解説: 

答え--- 2

掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業は専任が必要。
専任が必要な作業は、
高さが5m以上の構造の足場の組立てである。
樹木の伐採は伐採作業の特別教育とする。
1t以上5t未満の移動式クレーンの運転は、小型移動式クレーン運転技能講習が必要。



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問題番号No. 11〜No.20
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問題番号No. 31〜No.40
問題番号No. 41〜No.50

実地試験問題 問題番号1、2、3