| 標準工法 |
適 用 条 件 |
注 意 点 |
| 全 断 面 工 法 |
掘削断面積60u以上では極めて安定した地山。掘削断面積30uクラスでは,比較的安宝した地山まで可能。 |
トンネル全長がこの工法で施工可能とは限らないので,ロングベンチ,又は,ミニベンチに切り替える体制を整えておく。 |
ベ
ン
チ
カ
ッ
ト
工
法 |
ロングベンチ工法
(100m以上) |
全断面では切羽が自立しない地山。但し,比較的安定しておリ,施工段階途中でインバート閉合の必要のない場合。 |
地山の状況によっては,施工段階途中でのインバート閉合もあリ得る。 |
ショートベンチ工法
(30m程度) |
土砂地山から膨張性地山まで,NATMで最も一般的な施工工法。一般には,切羽から30m以内,又は,30日以内にインバートを閉合する。 |
変形,沈下が著しい場合には,閉合時期を早める必要があるので,最短のベンチ長を検討しておく。 |
| 多段ベンチ工法 |
ショートベンチ工法では,切羽が自立しない場合,地質によっては頂設部を支保してから上半にかかる。 |
ベンチを多段とすることにより,閉合時期が遅れる。また,変形が大きくなる。 |
ミニベンチ工法
(数m程度) |
都市トンネルで沈下を抑える場合,また,膨張性地山で,早い時期に全局に支保を施工する場合。 |
切羽の安定性が最大の問題。上半,下半の併行作業が困難なので,施工速度は低下しやすい。 |
側壁導坑先進工法
(サイロット工法) |
比較的大きな断面で,地山の支持力が不足する場合,都市トンネルで沈下を抑える場合。 |
サイロットの断面及び間隔を確保するためにある程度の断面が必要。可縮構造としにくいので,膨張性の著しい地山では適用困難。 |