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後期建築」で受検する方が解答する問題
〔No.1〕〜〔No.14〕 までの14問題のうちから9問題を選択し、解答してください。
〔No.15〕〜〔No.17〕 までの3問題は、全問題解答してください。
〔No.18〕〜〔No.25〕 までの8問題のうちから6問題を選択し、解答してください。
〔No.26〕〜〔No.35〕 までの10問題は、全問題解答してください。
〔No.36〕〜〔No.50〕 までの15問題のうちから6問題を選択し、解答してください。





イ. 全受検種別共通(全員が解答)
※ 問題番号〔No.1〕〜〔No.14〕までの14問題のうちから9問題を選択し、解答してください。


No1 日照及び日射に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 北緯35度付近の冬至における終日日射量は、南向きの鉛直面が他のどの向きの鉛直面よりも大きい。
2 日照時間は、日の出から日没までの時間をいう。
3 北緯35 度付近の夏至における終日日射量は、東向きの鉛直面よりも水平面の方が大きい。
4 大気透過率が高くなるほど、直達日射が強くなり、天空日射は弱くなる。

解答と解説: 

答え--- 2
日照時間は、日照計で測定される直達日射量が120W/m2以上である時間。なので曇天日などは換算されないが、薄曇りなら換算されることがある。


No2 昼光に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 直射日光は、大気を透過して直接地表に届く昼光の成分である。
2 昼光率は、屋外の全天空照度が大きくなると、低くなる。
3 室内のある点における昼光率は、時刻や天候によって変化しない。
4 室内の要求される基準昼光率は、居間より事務室の方が高い。

解答と解説: 

答え--- 2
昼光率は、室内のある位置における昼光の水平面照度とすべての遮蔽物を除いたとしたときに天空に生じる水平面照度との比。全天空照度が大きくなれば室内に差し込む照度も大きくなる。つまり昼光率も大きくなる。



No3 音に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 吸音率は、入射する音のエネルギーに対する反射音以外の音のエネルギーの割合である。
2 床衝撃音には、重くて軟らかい衝撃源による重量衝撃音と、比較的軽量で硬い物体の落下による軽量衝撃音がある。
3 単層壁の音響透過損失は、一般に、壁体の面密度が高くなるほど、大きくなる。
4 劇場の後方部は、エコーを防ぐため、壁や天井に反射板を設置する。

解答と解説: 

答え--- 4
反射板は残響防止目的設けるものでなく、逆に生演奏などで反響させることで音に深みや広がりを与える目的で設ける。


No4 鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 耐震壁の壁量は、地震力などの水平力を負担させるため、下階よりも上階が多くなるようにする。
2 大梁は、床の鉛直荷重を支えるとともに、柱をつなぎ地震力などの水平力にも抵抗する部材である。
3 柱と梁の接合部を剛接合とした純ラーメン構造は、骨組みで地震力などの水平力に抵抗する構造である。
4 床スラブは、床の鉛直荷重を梁に伝えるとともに、架構を一体化し地震力などの水平力に抵抗させる役割も持っている。

解答と解説: 

答え--- 1
耐震壁の壁量は下階のほうが応力等により多くなる。


No5 鉄骨構造の一般的な特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 軽量鉄骨構造に用いる軽量形鋼は、通常の形鋼に比べて、部材にねじれや局部座屈が生じやすい。
2 鉄筋コンクリート構造に比べ、鉄骨構造の方が架構の変形能力が高い。
3 鋼材は不燃材料であるため、骨組は十分な耐火性能を有する。
4 鉄筋コンクリート構造に比べ、鉄骨構造の方が大スパンの建築物を構築できる。

解答と解説: 

答え--- 3
鋼材は不燃材料ではあるが、熱により強度が落ちる素材なので、耐火構造等とする場合は表面に被覆する必要がある。





No6 鉄骨構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 丸鋼を用いる筋かいは、主に引張力に働く部材である。
2 スチフナーは、節点に集まる部材相互の接合に用いられる鋼板である。
3 エンドタブは、溶接時に溶接線の始終端に取り付けられる補助部材である。
4 裏当て金は、完全溶込み溶接を片面から行うために、溶接線に沿って開先ルート部の裏側に取り付けられる鋼板である。

解答と解説: 

答え--- 2
スチフナーはH鋼などでウェブの座屈を防ぐ目的で設ける鋼板である。


No7 基礎構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 独立フーチング基礎は、一般に基礎梁で連結する。
2 同一建築物に杭基礎と直接基礎など異種の基礎を併用することは、なるべく避ける。
3 直接基礎の鉛直支持力は、基礎スラブの根入れ深さが大きくなるほど大きくなる。
4 直接基礎の底面は、冬季の地下凍結深度より浅くする。

解答と解説: 

答え--- 4
冬季の地下凍結深度規定のある地域では、基礎の底面は原則凍結深度より深くする。


No8 建築物の構造設計における荷重及び外力に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 地震力は、建築物の弾性域における固有周期及び地盤の種類に応じて算定する。
2 バルコニーの積載荷重は、共同住宅の用途に供する建築物より学校の方が大きい。
3 多雪区域における地震力の算定に用いる荷重は、建築物の固定荷重と積載荷重の和に積雪荷重の1/2を加えたものとする。
4 建築物を風の方向に対して有効にさえぎる防風林がある場合は、その方向における速度圧を1/2まで減らすことができる。

解答と解説: 

答え--- 3
多雪地域で地震力Aiを算出するに当たり算定されるαiは、固定荷重+積載荷重+積雪荷重である。(建設省告示1793号第3)


No9 図に示す単純梁にモーメント荷重が作用したとき、支点B に生じる鉛直反力の値の大きさとして、正しいものはどれか。
 
1 12 kN
2 6 kN
3 4 kN
4 3 kN

解答と解説: 

答え--- 3
Rb=1M/3=12/3=4kN


No10 図に示す単純梁に集中荷重2P及び3Pが作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。
ただし、曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。
 
1
2
3
4

解答と解説: 

答え--- 2
この単純梁は両端に応力が発生していないので、両端のモーメントは共に「0」である。なので両端に応力がある3、4の選択肢は無い。又、中央部が凹んでいる応力図があるが、モデルでは集中荷重が2箇所しかないので、凹むような応力図1、の選択肢は無い。




No11 JIS(日本工業規格/現日本産業規格)に規定する構造用鋼材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 建築構造用圧延鋼材は、SN 材と呼ばれ、性能によりA種、B種、C種に分類される。
2 溶接構造用圧延鋼材は、SM材と呼ばれ、溶接性に優れた鋼材である。
3 建築構造用炭素鋼鋼管は、STKN 材と呼ばれ、材質をSN 材と同等とした円形鋼管である。
4 一般構造用圧延鋼材は、SSC 材と呼ばれ、一般的に使用される鋼材である。

解答と解説: 

答え--- 4
一般構造用圧延鋼材はSS材である。SSC材は一般構造量軽量形鋼である。


No12 JIS(日本工業規格/現日本産業規格)に規定する建具の試験項目と測定項目の組合せとして、最も不適当なものはどれか。
1 結露防止性試験  ----  熱貫流率
2 耐風圧性試験  ----  変位・たわみ
3 気密性試験  ----  通気量
4 水密性試験  ----  漏水

解答と解説: 

答え--- 1
結露防止性試験の測定項目は温度低下性や結露状況である。熱貫流率は断熱性試験の項目である。


No13 シーリング材の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 ポリサルファイド系シーリング材は、表面の仕上塗材や塗料を変色、軟化させることがある。
2 ポリウレタン系シーリング材は、ガラスまわり目地に適している。
3 シリコーン系シーリング材は、紫外線による変色が少ない。
4 アクリルウレタン系シーリング材は、表面にタックが残ることがある。

解答と解説: 

答え--- 2
ガラスまわり目地に適しているのはアクリル系シーリング材。ポリウレタン系シーリング材は塗装下地などとなる壁部分等に利用されるものである。


No14 カーペットに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 タフテッドカーペットは、パイル糸をうね状に並べて基布に接着固定した敷物である。
2 ウィルトンカーペットは、基布とパイル糸を同時に織り込んだ、機械織りの敷物である。
3 ニードルパンチカーペットは、シート状の繊維で基布を挟み、針で刺して上下の繊維を絡ませた敷物である。
4 タイルカーペットは、バッキング材を裏打ちしたタイル状敷物である。

解答と解説: 

答え--- 1
タフテッドカーペットは、タフティング機で基布にパイル糸を刺し込み、パイルが抜けないように裏面に接着剤をコーティングしパイル糸を固定した床敷物。






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